AD9833でファンクションジェネレータを作る2 Leonardo

 2 予備試験

AD9833モジュールを入手できたので、Arduino Pro Micro(Leonardoのミニボード版)につないでみました。
Arduino Unoでの事例はネットに色々ありますが、LeonardoやPro microの事例はありません。
以前にゲームコントローラを作った時の余りで、LeonardoやPro Microを少し持っているのでその在庫処理という狙いもあったのですが、主理由はサイズの大きなUnoではなくminiボードで作りたかったというのがあります。
GitHubにあるArduino用AD9833ドライバ
を入手し、その指示どおりにSPI接続の該当するpinにつなぎました。
AD9833 Pin Arduino Pin UNO pro micro Leonardo
CLK SCK 13 15 9
DAT MOSI 11 16 10
FNC Any digital pin (default D4) 4 4 4
VCC 5V
GND GND
REF NC      
 
上記ドライバのサンプルスケッチ AD9833_test_suite.ino などで動作確認を行いました。波形はAD9833のOUT端子にオシロプローブをつないで観察しました。
Unoはもちろんですが、Pro Micro, Leonardoとも問題なく波形出力ができました。
最初、Pro Micro, Leonardoでは全く動かず、マイコンの違いかなと疑いつつも、AD9833にハンダをあてたり、Unoを用意したり、....Pro MicroもLeonardoもネットに事例がないし、...ATmega32u4は使えないの?....
色々やっていいるうちにUnoで動作が確認でき、続いてPro Micro, Leonardoも問題なく使えることが確認ができました。
原因ははっきりしませんが、AD9833のどこかの接触不良だったのかもしれません。
試験の状況、左からUnoは互換機、Pro Micro、Leonardo です。
マスタークロック周波数25MHzのDDSなので1MHzではギザギザが見えるのかなぁと思っていたのですが、意外と滑らかな波形でした。さすがに10MHzだとサイン波?と思える波形です。
通常はローパスフィルタを通して使うようです。
サイン波、1kHz @Arduino Uno
サイン波、1Hz @Arduino Uno
サイン波、1MHz @Arduino Uno、振幅が少し小さくなっています。
サイン波、10MHz @Arduino Uno、サイン波とは言えません。振幅も1/5くらい。
三角波、1kHz @Arduino Uno
三角波、1kHz @Arduino Leonardo
サイン波、1kHz @Arduino Leonardo
サイン波、1kHz @Pro Micro




 

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