XR2206ファンクションジェネレータを測ってみた

 完成したので特性を測ってみました。

LED部には視認性を良くするためスモーク調の静電気防止袋を切って貼ってます。マスキングテープしかなかったので見かけは良くないです。自分用なのでこれで納得してます。

 
電源は公称DC9V 300mA出力のトランス式のACアダプタを使いました。
 
電源は重要のようです。DV12Vの4Aスイッチングを使ったときはは波形も周波数もでたらめになって、こわれたかと思いました。
 
 
1.振幅の増幅
 
電源電圧 13.2V
サイン波、1kHz
の条件でのAmpボリューム(左端)を回したときの可変範囲
 

 100mV p-p から、7.0V p-p

 
矩形波は8.0V p-p でした。
矩形波振幅は周波数によって変わります。
 
2.周波数の切り換えと可変範囲
 
電源電圧 13.2V
スイッチ位置 表示 CR周波数・計算値 [Hz] 周波数カウンター [Hz] オシロ測定値 [Hz]
    min. max. min. max. min. max.
1 1-10Hz 0.65 30 0/1 28 0.78 28.3
2 10-200Hz 6.52 303 9 295 8.7 295
3 100-5kHz 139 6,447 185 6.3k 185 6.3k
4 5-100kHz 2,965 137,741 3.737k 125k 3.737k 125k
5 -500kHz 13,879 644,745 16.970k 524k 16.98k 524k

ほぼ設計通りの周波数を可変できます。
また、周波数カウンタとオシロで測定した周波数は同じですので、周波数カウンタの値は正しい値を示しているといえます。
 
3.振幅の周波数特性
 
10Hzから100kHzの範囲においてフラットな周波数特性を持っています。
電源電圧 13.2V

 
4.出力波形
 
 
サイン波 1kHz  3V p-p

 
サイン波 10kHz  3V p-p

 
サイン波 20kHz  3V p-p


 
サイン波 30kHz  3V p-p


サイン波 40kHz  3V p-p 以降の周波数は波形ピークにリップルあり


サイン波 50kHz  3V p-p


サイン波 70kHz  3V p-p


サイン波 100kHz  3V p-p


サイン波 200kHz  3V p-p


サイン波 300kHz  3V p-p


サイン波 500kHz  3V p-p


三角波 50kHz  3V p-p


三角波 100kHz  3V p-p


三角波 500kHz  3V p-p


 

keyboard_double_arrow_down

keyboard_double_arrow_down